小金井公園自然観察会&お花見

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開花が遅れていた桜も、ほぼ満開の4月7日。武蔵野自然塾も会員のスキルアップのための自然観察会と称して小金井公園にてお花見です。
今日の案内役兼講師は、(財)東京都公園協会小金井公園サービスセンターの世戸哲郎さん。
世戸さんは、武蔵野自然塾の会員でもあります。

今回は、期せずして小金井公園の隠れた名所めぐりになりました。
小金井公園にもさまざまな樹木があるのです。
これは、リキダマツです。三本の葉が出るので、三つ葉松といわれているそう。
日当たりがよければ、湿地でも乾燥地でも生育し、山林火災後や火山灰地などでも生育でき、松枯れに対しても抵抗力のある北米原産のマツです。
何年も何年も、時には10年以上も木にしがみつく「まつぼっくり」。さしずめマツのパラサイト?
このマツボックリ、刺さると痛い棘があります。
綺麗なハート型のコブシの花。 なんとコブシの花と木蓮の花が同じ木から・・・。
左上のほうが木蓮の花。
ソメイヨシノは満開ですが、ヤマザクラは、まだ蕾(つぼみ)です。
「えっ?どうしてヤマザクラとわかるの?」
「木の幹をみてみると、はっきり横縞が入っているでしょう?これが、山桜とソメイヨシノの見分け方。ほかにも、横に横にと枝を広げるソメイヨシノに対して、スーッと伸びるスマートな枝が山桜の特徴です。」
次は、風に揺れるアカシデの花。枯葉ではありませんよ。 春の象徴。タンポポ。これは、関東タンポポ。青いオオイヌノフグリも咲いています。
この実は?ムクロジの実です。この黒い種の部分は、羽根つきの玉として使われています。
そして、最後はもちろん、ソメイヨシノの観察会です。
なぜ、日本人は「お花見」をするのでしょう?それは・・・。
桜の下での会話は尽きません。

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