大野田小学校 パブリックアート除幕式

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去る4月8日、大野田小学校の耐震構造への改築に関し、関係者に対する除幕式が執りおこなわれ、市長、市議会議員建設関係者が参集し、校舎内の見学が実施されました。

武蔵野自然塾は昨夏、ピロティの床タイルのデザイン決定に関し、NY在住のアーティスト川崎滋生氏に協力し、生態系について大野田小学校の全校生徒に授業を実施し、5年生は植物、4年生は植物を食べる昆虫、3年生はそれら昆虫を食べる昆虫やカエルなど、2年生はまたそれを食べる小鳥や蛇など、1年生はピラミッドの頂点にたつワシやタカ、そして、6年生は動物や植物の死体を分解し、植物の栄養と変える土壌生物をデザインしてもらいました。こども達がデザインしたものを川崎氏がデザインしなおし、モザイクタイルとしました。

武蔵野自然塾は、全校生徒のこども達に生態系のサイクルを理解してもらい、こども達はモザイクタイルにする生物を選んで、コラージュにしあげました。そのコラージュを川崎氏がデザインしなおし、モザイクタイルとしたものです。

校門から校舎の下を通って校庭に出る、建物の下を通る廊下をピロティと言いますが、こども達は毎日このピロティを通るわけで、自分たちが作ったコラージュ(貼り絵)がモザイクタイルになっていることで、これらのタイルに親しみをもっていることと思います。

川崎氏の構想では、6年に1回、この行事を行い、タイルを交換することで、全校生徒がいつもこのタイルになんらかの部分で関わっていることになる・・・・と考えています。

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